ホームロボットシステムの開発

人口減少や少子高齢化を背景に,家庭環境などの多様性の高い環境下での自動化が期待されています.

当グループでは,機械学習手法を用いてロボット制御を学習するロボット学習を活用し,多様な環境で幅広いタスクを実行できる汎用的なロボットの実現を目指しています. その活動の一環として,機械学習技術を利用しながら家庭環境下で生活支援タスクを行う実ロボットシステムの構築実験を行なっています.

ロボットハードウェアとして,トヨタ自動車により開発されたモバイルマニピュレータであるHSR(Human Support Robot)を利用しています.

開発したロボットシステムの定量的測定の機会として,また,グループメンバーの技術的研鑽の場として,ロボカップなどの技術競技会(コンペティション)にも積極的に参加しています.

2020年12月に行われたロボカップジャパンオープンでは,初出場ながら,テクニカルチャレンジ優勝・DSPLリーグ総合準優勝の成績を修めました

WRS Tidy Upタスク
WRS Tidy Upタスク

現在は,2021年度に開催予定のWorld Robot Summit2020でのパートナーロボットチャレンジでの入賞を目指し,システムのブラッシュアップを行なっています.

なお,本プロジェクトの内容は,2021年度夏学期より東京大学工学部「創造的ものづくりプロジェクト」・工学系研究科「創造性工学プロジェクト」の一部である「人工知能応用プロジェクト」としてプロジェクト演習型講義にもなっています(本プロジェクトでの開発活動に対して単位が認定されます). 講義としての詳細はこちらをご確認ください.

TRAIL Admin
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HSR
HSR
生活支援ロボット

関連項目