自己修復型3Dプリンタにおける非理想的固定点
目的:本研究では、x軸およびy軸上において2つの非理想的なタイミングプーリーを有するプリンタが、フィードバックを用いずに自己修復を達成できないことを数学的に証明することを目的とする。
本研究は、自己修復型3Dプリンタの理論を展開したRenzoの博士論文に基づく。先行研究においては、単一の損傷したタイミングプーリーを有するプリンタが、反復法を用いることによりフィードバックを必要とせず自己修復を達成可能であることが示された。
本プロジェクトでは、一般的な状況下において2つのプーリーが損傷している場合、フィードバックの助けなしには自己修復が実現できないことを証明する。